住宅ローンとは、家やマンションの購入資金を金融機関から借り入れをすることですが、最近は住宅ローンの借り換えをする人が増えてきています。
住宅ローンの借り換えとは、Aという金融機関で住宅ローンをして自宅を購入して、返済途中にBという金融機関から再度借入をしてA社への借入を返済して、その後はB社に返済していく事をいいます。
例えば、A社から1000万円の借り入れを行っていたとしましょう。返済を続けて残りが800万円だとすると、B社から800万円を借入してこの800万円をそのままA社に返済して、その後は800万円をB社に返済していくことになります。
なぜ、わざわざこんな面倒な事をするのかという事ですが、それはズバリ利息を減らす為です。A社の利息が3%とするとそれだけ返済額が膨らんでしまいますよね。しかし、B社の利息が1.5%だったらどうでしょうか。
当然、最終的な返済額が減ってきます。たった1.5%利息が違うだけであったとしても、借入金額の大きい住宅ローンにおいてはこの1.5%の差が重要になってくるのです。
一般的に元のローンと新しいローンの金利差が1%以上あり、残りの返済期間が10年以上、そしてローンの残高が500万円〜1000万円以上ある場合住宅ローン借り換えの効果がはっきりと現れるといわれています。
この条件に当てはまれば借り換えた方が絶対お得なのです。
また細かい条件によっては上記の条件に当てはまっていなくてもお得になる場合や、ローン期間を延長して返済負担が軽くなるものなどもあります。
完済を目指してメリットの多い借り換えについてしっかりと研究して見てはいかがでしょうか。
注意しておきたい点として住宅ローンの借り換えは物件の担保評価がある為に、現在のローン残高があまにも多い場合は利用できない事もあります。