ただ、気になるのが引き落しです。今、2社分の口座引き落しが借り換え検討先で行われています。
こうした銀行ではない、他社の借金も審査に影響してくるのでしょうか?残高は合わせて20万円ほどあり、一括で早期返済というのは正直難しい状況です。
借り換えを依頼する事は可能ですが、審査に響いてしまう可能性がかなり高いかと思います。
どうしても早期完済が難しい場合は、担当の人と直接相談してみましょう。
勿論、年収が一番ですが、言ってしまえば年収と借用残高の二つしか影響しないというのが住宅ローンの借り換え事情でもあります。
今回は引き落し口座に指定している銀行からの融資を検討という事ですが、引き落し口座に指定していなかったとしても、
住宅ローンの申し込みをする以上は、信用情報機関に対する照会が必ず行われています。
つまり、何処で借り換えをするにしても、借金分に関しては必ず調べられるということですね。
以下、信用情報機関の照会で最も借り換えに影響を与える項目になります。
延滞記録
クレジットカードやローンの場合、延滞をしただけでブラックリスト入りされるような事はありません。中にはそういう会社もあるのかもしれませんが、数回程度であればあまり言及される事はないのです。しかし住宅ローンの借り換えのように、毎月大きな金額を返済していく必要がある場合は、一回の延滞記録が大きく影響してきます。過去5年間の間に一度でも延滞した記録が残っていれば、住宅ローンの借り換え自体が難しいと考えておいた方が良いかと思います。
借入残高
何処でどれだけの借金がある、というのは、ほぼ全て把握できるのが実状です。家のローン、車のローン、クレジットカードのリボ残高、等など。信用情報機関を通した借入に関しては、全て把握されていると考えておくのが妥当です。
そして最もやっかいなのがクレジットカードになります。質問者様の借入可能額がいくらに設定され、正確にいくらの借入残高があるのか。 銀行側は単純に「利用している=借入可能額一杯分の借金がある」と判断してしまう場合があります。つまり、2万円の残高があっても、ショッピング可能枠の全て(50万円、100万円など)を"借金済み"と判断してしまう傾向があるのです。