住宅ローンを借り換える時に必要な手数料

住宅ローンを借り換える時に必要な手数料

住宅ローンの借り換えには各種手数料が発生します。

別項で述べている諸費用の中でも少し説明していますが、この項では手数料という部分について詳しく説明をしていきたいと思います。

手数料は大きく分けて●事務手数料●保証料●繰上返済手数料の3つがあります。
●事務手数料とは

事務手数料とは借り換えの手続きをしてもらうための事務的な手数料です。金融機関によってこの手数料も変わり、一律定額のところもあれば、「借入金額の○パーセント」とパーセンテージで設定している所もあります。
借用金額によって手数料が変化する金融機関で借入の場合は借入金額からいくらの手数料が発生するかを計算して他金融機関との比較を行う様にしましょう。

 

●保証料とは

次に保証料ですが、これは金融機関によっては必要がない場合もあります。通常、借り換えでお得になるのは金利差が0.7%以上なのですが、保証料が0円の場合は0.5%以上でもお得になると言われています。
この様に、保証料は最終的な返済金額に大きく関係してくる部分なので、出来れば保証料0円の金融機関を選んで借り換えを行いたいところです。

 

●繰上返済手数料とは

繰上返済手数料ですが、これは繰上返済を行う時に発生する手数料です。例えば、月々の返済額が7万円で、今月は余裕があるから1万円プラスして返済するという時にかかるものです。多く返すにも関わらず手数料を取られるのは何だか納得もいきませんが…。
数は少ないものの、新生銀行や住信SBIネット銀行の住宅ローンのように繰上返済手数料が0円という住宅ローンもあります。繰上返済はきちんと完済するために非常に重要なシステムですからこの点を重視するようにしましょう。繰上返済手数料がかかる金融機関はその他の条件がよほど有利でない限りおすすめできません。