住宅ローン借り換えにかかる費用はいくら?

住宅ローン借り換えにかかる費用はいくら?

住宅ローンの借り入れをした時に各諸費用がかかったのを覚えているでしょうか。

住宅ローンは借り入れ金額が大きいので諸費用についてはあまり記憶にないという方が多いのですが、多くの方は借入時に数十万円の費用が発生しています。
借り換えローンといっても新規に住宅ローンを借りていることには変わりありませんから、この数十万円という諸費用は借り換え時にも発生します。
契約者本人にとっては借り換えという意識がありますが、金融機関にとっては新規のローンの借入なので諸費用が発生するのは当然と言えば当然です。
では、どのような諸費用がかかるのかについて説明しきたいと思います。

●事務手数料

これはローンの借入に関する様々な手続きをしてもらうための費用です。一律の金額で設定している設定しているところと金融機関によっては「借用金額の○パーセント」とパーセンテージで設定している事もあります。

●契約者貼付印紙税

これは借用金額によって異なり、借入金額が1000万円以上5000万円以下で2万円、5000万円以上1億円以下で6万円となっています。

●低当権設定費用

これは借入額の0.1%と設定されているのですが、別途司法書士への報酬が必要になる事もあります。設定パーセンテージが0.1%なので、この数字だけをみると何も感じないのですが借用金額が1000万円だと、この費用だけで10万円となります。

●保証料

この保証料があるとないとでは返済金額に物凄く差が出てきます。
保証料は絶対に発生するものではなく、金融機関がによって保証料が必要なく、0円となっているという所もあります。

保証料は借入金額・返済年数によって決定されているのですが、大きな金額になる事がほとんどです。借り換えを考えている時は、なるべく保証料の設定されていない金融機関を選ぶようにしましょう。
上記が借り換え時に発生する主な諸費用となりますが、このほかに繰上返済時の手数料がかかる所もあります。